うつ病患者が完治を目指すまでの道のり、多くの治療法

心の病

現代社会において深刻な心の病

うつ病は誰もがかかる可能性があり、一般的な心の病気です。しかしその原因は複雑で多岐に渡っており、病気の症状も程度も個人個人で異なります。 外見から判断することが難しいこともあり、うつ病と気付くのが遅れ、深刻な状態になるケースも少なくありません。とくに、うつ病発症に職場の人間関係や日常生活のトラブルが関係している場合は、医療機関へ足を運ぶことが難しくなります。またどの病院に行けばよいのか分からず、ずるずると時間が過ぎてしまうこともあります。 そんな場合には、まずインターネット上のうつ病治療に関するサイトにアクセスすることです。サイトの中には、自分で判断できるうつ病チェックシートや、うつ病治療が受けられる病院を検索できるものもあります。

心の病を治療する様々な方法

うつ病は心の病でありますが、その一方で「痛み」など身体的な不調があらわれることもあります。最近は高齢者の認知症がうつ病と診断されるケースも増えています。 このように診断も単純ではありませんが、またその治療法も多様です。 現在行われている治療法として、従来からあるカウンセリングや薬物療法以外に、最新の磁気刺激治療などがあります。 またうつ病検査においても、先進技術の光トポグラフィー検査を用いることがあります。これによって、脳の活動状況を客観的に判断することができます。 うつ病の診断と治療には、セカンドオピニオンも重要です。医師に相談する際には、そのような選択も可能かどうか質問することが必要です。 治療効果を上げるためには、医師に対する信頼感が大きなカギになります。WEBサイト等を利用し、同病の人の体験談を参考にすると良いでしょう。

認知度が高まるのは良いけれど

従来は病気ではないとされてきて、認知されないケースなども多く、症状の悪化から最悪の事態を招いていた事も多かったうつ病ですが、今では稀な病気ではなくなってきました。 それは、脳の機能低下が原因の病気であるという認知度が高くなり、治療法なども知られるようになりましたので、「うつ病という病」と認識され、稀ではなくなったと思われます。 認知度が高くなるに連れ、ネットや雑誌などでセルフチェックが行えるようになり、より身近な病気となってきましたが、うつ病には似た症状の病があるというのはあまり知られてはいません。 今後、安易なセルフチェックにより、若年性の認知症やその他の精神疾患を見逃すケースが増えるのではないかと危惧されますので、似た症状の病気があるのだという啓蒙活動も重要ではないかと思われます。

似た症状の病気に要注意

先述の通り、気分障害や精神疾患には、うつ病と似た症状の病気があります。 まずうつ病とまったく同じ症状があるのが双極性障害です。これは従来「躁鬱病」と呼ばれていた病気で、うつ状態と躁状態を繰り返すのが主な症状です。 治療法や投薬の種類も違います。抗うつ剤が躁の症状を促し、妄想の症状が強くなってしまう場合もあります。 次に挙げられるのは統合失調症です。以前は「精神分裂病」と呼ばれていました。自己判断が難しく、家族が気付いて治療を受けさせると言うケースも多くあります。症状は妄想、幻聴、思考障害などがあり、初期症状や慢性状態の症状としてうつがあります。 高齢者のレビー小体型認知症の初期症状としてもうつがあります。若年性アルツハイマーにも同じような症状があり、初期状態では判断が付きにくいと言われています。 このほかにも似たような症状のある病気はいくつか有り、治療法はそれぞれまったく違います。 本当の病気に気付かないまま、進行してしまう事もありますので、自己判断ではなく専門医の診断を受けましょう。